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強くなる近視に、コンタクトレンズという新しい答え
2026年春、待望の近視進行抑制治療専用のコンタクトレンズが国内で承認される予定です!
海外において近視の強い方の近視抑制治療で使用されている専用のコンタクトレンズが、2026年春に国内で初めて承認される予定です。
当院では承認が下り次第、採用する予定です。
多焦点コンタクトレンズによる近視抑制治療について
多焦点コンタクトレンズは、通常の単焦点レンズと異なり、焦点を一点に合わせるのではなく、焦点の範囲を広げる特殊な光学設計を採用しています。
その結果、網膜の前方にも適度な焦点を形成し、眼軸(目の奥行き)の過度な伸びを抑える効果が期待されています。
シード
バイオフィニティ®
マルチフォーカル
使用の根拠(エビデンス)
近年、世界的に多焦点コンタクトレンズが近視抑制に有効であることが複数の研究で示されています。
以下は代表的な報告です。
BLINK試験(2019年・米国)
多焦点コンタクトレンズを装用した群で、従来型レンズよりも近視進行と眼軸伸展が有意に抑えられたと報告されています。
この研究では、Biofinity®多焦点レンズ(中心遠型・+2.50D ADD)が使用されました。
その他の報告でも、焦点深度を拡張するEDOF設計レンズが自然な見え方を保ちながら、近視抑制効果を示したことが確認されています。
これらの結果から、EDOFタイプ多焦点レンズは、安全性と装用感を両立しつつ、眼軸の伸びを抑える有力な選択肢となります。
安全性と継続の重要性
この治療法は、薬剤を使わずに行える非侵襲的な方法で、長期間にわたって安全に使用できる点も大きな特徴です。ただし、どのお子さまにも全く同じ効果が得られるわけではありません。
そのため、当院では定期的に眼軸長や屈折度数を測定し、治療効果をモニタリングしながら進めていきます。
ご家庭へのメッセージ
多焦点レンズによる近視抑制は、まだ比較的新しい治療法ですが、科学的根拠に基づく「実際に進行を遅らせる」可能性のある方法として、世界的に広がっています。
お子さまの視力や装用習慣に合わせて、安全かつ最適な方法を一緒に考えていきましょう。
ご注意いただきたい点
- 低濃度アトロピン点眼治療を併用することで、治療効果が上がります
- 万能ではなく、装用には慣れが必要です
- 毎日のケアや定期的な眼科でのチェックが欠かせません
- 乱視の強い方用のレンズはありません
- お子さまによって合う・合わないがありますので、まずは眼科での適性検査が必要です


